改造したエルロン仕様のSpree Sports(#1号機)で、飛行の基本となる『離陸テスト』を行いました。
この#1号機には、当初、ブラシレスモーターにはTAMAZO-ER400T(OK-Model)を、バッテリーにはLi-Po 7.4V/1400mAH(2-Cell)を使用していました。
①離陸テストの様子
誰もいない 早朝の公園空き地で、テストを行ないました。手順は次の通りです。
・スロットルを中スロットルまで上げて地上発進
・エレベータを少しアップ
・離陸
・スロットルダウン(離陸後すぐに)
・エレベータを少しアップ
・着地
改造機による、はじめてのトライアルでしたが、みごとに離陸に成功しました。
スロットルを上げていくと、10m程で難なく離陸しました。驚きです。当たり前のことなのですが、飛行機は機体が軽い程、飛行しやすいことを再認識しました。
数回のトライアルの内、一回はきれいに直進離陸し、少し浮き上がり、その後スロットルダウンし、エレベータアップで着地しました。直線距離にして30~50m位でしょうか。
着地の際にエレベータアップしないと、地面に機首から突っ込んでしまいます。この日は、何度もトライアルをやるうちに、機首から着地してしまい、プロペラを破損してしまいましたが、“この飛行機は確実に『飛ぶ』”という感触を得る事が出来ました。
②飛行トライアル
別の日の早朝、今度は、河川敷で飛行テストを行いました。地上から離陸発進。スロットルアップすると10m~20m位で離陸しました。しかしその後、機体が上に向き、かつ左へ傾き、ゆるやかに回転しながら落下してしまいました!
またプロペラを破損させてしまいました。(初心者は着陸時に、プロペラをよく壊します。予備の準備が必要です・・・)
今回の飛行結果から、機首が上に向きやすく、機体が左傾化しやすい事が分かりました。
対策
①機首が上に向く
重心位置に対する、前後のバランスを調整(前方が重くなるようにしました)
②機体の左傾化
エルロンの左右バランスの調整(左右エルロンの可動角度を調整しました)
この調整の結果、見事にエルロン機の初飛行に成功します。(次へ)