実は、Kyosho Piper J-3 Cub M36やM24などのラダー仕様の高翼機と並行して、エルロン仕様の低翼機 Kyosho EP380 Spree Sports ARFモデルも購入しました。
ラダー仕様高翼機は、操縦しやすくて好きなのですが、次はどうしてもエルロン型の低翼機を飛ばしてみたかったのです。機体は簡単に完成し、メカの動作も問題なかったのですが、なかなか飛ばすことができません。
最初は、手投げの練習を試みましたが、イメージ通り、水平に滑空させて着地させることができません。手から離れたとたん、ストンと落ちます。そのため、手投げをあきらめて、地上発進に切り替えて練習しましたが、それでも重すぎるのか、飛んでくれませんでした。
この機体は機重が約600g~700gもあり、かつ低翼機のため、私には扱いが難しかったのです。というわけで、この飛行機は、しばらく放置されていました。
この頃、モーターやバッテリーの技術の進化には目を見張るものがありました。モーターはブラシモーターからブラシレスモーターへ、バッテリーはNi-CdやNi-MHからLi-Poへ進化し、高性能化と小型軽量化が進みました。私は、どうしてもエルロン仕様の低翼機を飛ばしてみたいと思っていましたので、ブラシモーター仕様のSpree Sportsを軽量化すべく、改造することにしました。
Kyosho Spree Sportsの改造(軽量化)
・モーターをブラシモーター(380)からブラシレスモーターへ変更
モーターマウント部を製作し、機首に取り付けました。
・バッテリーをNi-Cd 8.4V/600mAhからLi-Poly 11.1V/1000mAhへ変更
重心位置を考えて、バッテリーはモーター下部に取り付けました。
さらに、プロペラの軽量化、その他を含めると、機重は以前より約150g位軽くなりました。
モーターとバッテリーの重量比較
新システム 146g(▲116g減) 旧システム 262g
モーター :ブレシレスモーター モーター :ブラシモーター
HP-Z2213-20(64g) Kyosho ギアダウンユニット(121g)
バッテリー:Li-Poly バッテリー:Ni-Cd
11.1V/1000mAH(82g) (注1) 8.4V/600mAH(141g)
注1: 現行機(#2号機)では、Dual Sky/11.1V/1050mAH(70g)を使用中
改造後の機首部分(#2号機)