開花がかなり遅れていましたが、やっと咲き始めました。蒸し暑い梅雨の日が続く中、その青い花の色は少し涼しげに見えますが、背の高い茎の先端に咲く花の形はまるで「線香花火」の火花のようです。
アガパンサスはユリ科の多年草で、毎年花を咲かせます。南アフリカが原産で10~20種類ほどあり、5月下旬ごろから7月頃の梅雨時に、光沢と厚みのある葉が茂った中からすっと花首を立ち上げて花火のような放射状の涼やかな青い色の美しい花を咲かせます。その性質は大変丈夫で育てやすいため、公園や花壇の植え込みなどによく植えられています。
学名の「Agapanthus(アガパンサス)」は、ギリシャ語で愛を意味する「agape」と花を意味する「anthos」が語源となり、愛らしい花の美しさからこの名前が付けられています。
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