松本城に行ってきました。天気も良くお堀端を歩きながら眺めるお城は美しく、場所を変えながら見るとまた趣が異なって見えます。お城は黒と白のコントラストが美しく、天守に登ると遠くにアルプスの山々が眺められて、これもまた素晴らしいものでした。














松本城は1953年~1594年頃に石川数正・康長親子によって建てられた、五重六階の大天守を中心に、連結複合式と呼ばれる独特の構成をもった5棟の櫓が連なる天守群は、四百有余年の風雪に耐え、戦国時代の優れた築城技術を今に伝えています。穏やかに晴れた秋の日にこのお城巡りができたのは大変幸運なことでした。
ところで、石川数正(かずまさ)といえば、徳川家康の重臣だったのに、秀吉のもとに出奔した人物。なぜ家康に反旗を翻して出奔したのかは所説あり。しかしこの美しい松本城を築いた人物とは知りませんでした。秀吉の家臣となった後、数正は松本に権威と実戦に備えた雄大な松本城の築城と、街道につないで流通機構の経路を掌握するための城下町の建設、天守の造営など、政治基盤の整備に尽力した(Wiki)そうです。
なぜ、徳川家の重臣・石川数正は寝返ったのか? チャンスを迎えた秀吉の企み | WEB歴史街道|人間を知り、時代を知る