初めて相撲の観戦に行きました。九月場所十日目です。チケットは簡単に取れないので、観戦ツアーに参加しました。「九月場所」は、白鵬、鶴竜、稀勢の里、碧山、佐田の海が初日から休場。高安、宇良が三日目から休場と主力力士の休場が相次ぎ、盛り上がりがいまひとつです。
櫓太鼓(やぐらだいこ)とのぼり
国技館前
入場ゲート
もぎり(切符切り)を元寺尾関(錣山部屋親方:中央)がやっていました。伝統的に場所のもぎりは親方衆が担当するのだそうです。
国技館(午後一時頃の会場)
取り組み開始は午前八時三十五分からと驚くほど早くから始まっています。午後一時過ぎに席に到着。序の口、序二段と進み、幕下あたりの相撲観戦にはまだそれほど観客は多くありません。
十枚目土俵入り(午後二時頃)
いよいよ十両の力士の相撲が始まります。
中入り
十両の試合が終わり中入りです。席も埋まってきました。幕内の土俵入りと横綱の土俵入りが始まりました。
前頭の取り組み
最初は遠藤と徳勝龍の試合です。遠藤など人気力士にはいつもたくさんの懸賞金が懸けられます。
そのうちに「満員御礼の垂れ幕」が下りました。席が八割がた埋まるとこれが出るそうです。
二階A席
この日は二階のA席(椅子席)から観戦しました。
一応「オペラグラス」を持参しましたが、二階からもよく見えたのでほとんど使うことはありませんでした。また入場の際に、当日の「星取り表」がもらえるので、それを見ながら観戦します。呼び出しや行司の声はよく聞こえました。
弁当
お昼には、集合場所のお店で相撲に関する講座を受講した後、地元名物「深川あさり蒸籠めし」を頂きました。
相撲はビールに名物の焼き鳥やつまみを味わいながら観戦しました。夕食も売店で買ったお弁当で済ませました。(人気力士の弁当は早めに買わないと売り切れます)
いよいよ終盤、豪栄道と栃煌山の対戦です。豪栄道は今場所カド番にもかかわらず、八勝一敗と調子が良く、この日も勝って九勝としました。単独一位をキープ。
最後の試合
日馬富士と貴景勝の最後の試合では、なんと貴景勝が勝利。座布団が舞いました。
朝十一時に集合し午後六時まで七時間をここで過ごしました。長くいた割にはあっという間に時間がたっていました。つぎからつぎへと力士の真剣勝負が見られて、あきることがありません。実際に来てみるとテレビとは全く違う臨場感があります。全体を俯瞰でき、あちこちの観客からひいき力士への声援もよく聞こえて楽しいものです。
相撲が終わると外はもう薄暗くなっていました。今日は一日楽しい時間を過ごすことができました。また来たいです。