いよいよ、フィルム張りが始まります。
⑩フィルム張りの材料・道具
バルサで出来た機体の表面にフィルムを張ります。フィルムは、オラカバDRY(ドイツ製)のホワイトとダークブルーを使用しました。フィルムを張る時に必要な道具は、フィルムを切るためのカッターナイフと物差し、機体にフィルムを張り付けるアイロン等です。
⑪フィルム張りの作業の様子
エルロンからフィルムを張りました。簡単な部分から始める方が無難です。エルロンには、主翼と接続するためのヒンジを3箇所(両翼で6箇所)取り付けました。
後で、瞬間接着剤で主翼と繋ぎます。
主翼中央部のエルロン可動部の様子です。なんとかエルロンと主翼が繋がりそうです。エルロンが上下に動くようにリンケージをセットします。
主翼と尾翼のフィルム張りも、なんとか出来ました。しかし、主翼の両端は三次元(3D)構造なので、フィルムを張るのが難しく、何度も張り直しをしました。このような三次曲面のフィルムを張る時のコツは、アイロンの温度を150度~200度に上げることです。(フィルムの説明書に書いてあります)
参考までに、水平尾翼の完成品と図面を並べて写真を撮りました。だいたい図面通りの仕上がりですね。
主翼と尾翼のフィルム完成後の写真です。水平尾翼と垂直尾翼にはホーンを取り付けています。サーボとリンケージで繋ぐためです。
⑫胴体側板の接着作業
側板を胴体の両面にエポキシ接着剤で貼り付けます。しっかり固まるまで、写真のようにあちこちに洗濯バサミを挟んで板が動かないように固定します。洗濯バサミは、とても役に立ちますね。
胴体側板を張り付け後、底部から撮影
⑬胴体上部の加工
上部をカバーするバルサ板は、あらかじめ水を付けて乾燥させ曲線を出します。それを寸法に合わせて加工し、接着剤で胴体に取り付けます。