この試作2号機は、「ゴム動力飛行機」を参考にしながら製作しているので、
サイズはちょっと大きめですが、全体の形はそれと良く似ています。
試作2号機の完成イメージ
製作した部品(パーツ)を胴体主軸に仮置きして、全体の感じをつかみます。
前回から進んだ主な作業は以下の通りです。
主翼の上反角(6°~7°)
このような角度(上反角)を持たせるのは、飛行機が自律安定性を確保する
上で重要となります。
上反角を得るため、楔型のバルサを作製し一方の主翼中央部に貼り付けます。
主翼(中央部)の接合
エポキシ樹脂(接着剤)を使用し、左右の主翼を中央部で接着します。
主翼支持台に載せ正面から見ると、上反角(約6~7°)が確認出来ます。
モーターマウント部
ブラシレスモーターを支える、モーターマウント部をバルサで作製します。
小型ブラシレスモーターをモーターマウントに載せネジで固定します。
最終的には、こんな感じになります。バッテリーも載せてみました。
サーボ支持板
ラダー、エレベータ用サーボを支持板に挿入します。
胴体に載せてみました。2個のサーボで胴体主軸を挟みます。
尾翼の取り付けと尾翼ホーンの取り付け
尾翼を胴体主軸にエポキシ樹脂で接合します。また水平尾翼と垂直尾翼には
ヒンジを取り付けます。
さらに尾翼にはサーボとのリンケージ用のホーンを取り付けます。
中央の穴が付いた突起物がホーンです。
完成イメージ
今回の試作機の特徴は、大きな主翼と尾翼です。
ゆったりと安定した飛行をするために採用しました。
完成までの道筋が見えて来ました。
次は、重心位置を確認しながら部品の実装やサーボと尾翼間のリンケージ等を
行っていきます。