①材料の準備
材料は、バルサ・シート材(1.5mm,2.0mm,3.0mm)、角バルサ材(3×3mm,5×3mm,5×5mm)、ベニア材(1.0mm,1.5mm,3.0mm)など。
バルサ材は適宜リブ、プランク材、胴枠、胴体(側板、天板、底板)、水平・垂直尾翼などに使用。角バルサ材は主翼スパー、胴体骨格などに使用。ベニア材は、胴枠やメインギア取付部などに使用。接着材はエポキシ樹脂(A剤、B剤)5分型と瞬間接着剤(高、中、低粘度)を適宜使用。
②道具の準備
カッターナイフ、小型ノコギリ、彫刻刀、ハサミ、ペンチ、物差し、鉛筆、油性ペン、サンドペーパーなど、自分が使いやすい道具を準備します。自分用の作業スペースを確保します。またナイフやカッターを使用するので、周りを傷つけないように配慮します。バルサ、ベニヤの切り出しや、部品製作等の作業は、ほとんどカッターナイフを使って行いました。
③バルサ材で機体の各パーツを製作
機体は、主翼、胴体、水平・垂直尾翼等からなります。特に急がないので、各部品を製作する順序は、その日の気分で、気ままに進めました。添付した設計図は概略の図面ですので、実際には、これを基に等身大の図面を作って各パーツを製作していきました。
作業が比較的簡単なのは、水平・垂直尾翼です。胴体もだいたい図面通りに進めれば、形になります。一番難しかったのは、エルロンの主翼への取付部でした。可動部の構造をどうすればよいのか、しばらくの間思案しました。
個々のパーツが次々に形になっていく過程は、とても嬉しいものです。しかし、ご覧のように各パーツの出来はかなり雑な感じでした。当時は、果たしてこの先うまく作れるのか心配でした。