大寒が過ぎ、まだ寒さの厳しい日が続いています。それでも庭の梅の木は、花芽が出てきてほんのりとピンク色に染まり始め、もうかなり開花し始めました。いつもは2月に咲き始めるので、今年はかなり早い開花のようです。
今年の冬は結構寒いと思っていましたが、それほどでもないのでしょうか。自然の営みとは、なんとも不思議なものです・・。
今年も近くの小学校の校庭で行われる恒例の「どんど焼き」に出かけました。炎が空高く上がり煙が周辺を覆います。火の周りにはたくさんの老若男女が集まり、歓声を上げていました。立ちこめる煙に巻かれながら、今年の安寧と無病息災を祈ります。
どんど焼き
「どんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。「どんど焼き」の語源については、火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」と囃(はや)し立てたことから、その囃し言葉が訛(なま)ったのだとか、どんどん燃える様子からそれらの名称がついたのだとかいわれています。
(http://3rd.geocities.jp/localbrandkenkyu/lbk002/dondo.html)
庭のツバキが開花しました。不思議な事に同じ木にピンクや赤の花が混在して咲きます。
ツバキ(椿)
ツバキはツバキ科ツバキ属の常緑中高木で、光沢のある濃い緑の葉をもちます。名前の由来には諸説があり、厚みのある葉の意味で「あつば木」、つややかな葉の「艶葉木(つやばき)」、光沢のある葉の「光沢木(つやき)」、ほかにもまだありますが、より葉の美しさが名前の由来とされる説が多いのもおもしろいところです。
(https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-3)
元旦のお昼頃に、近くの寺院の境内で「獅子舞」と「ひょっとこ踊り」がありました。初詣で獅子舞に頭を噛まれると 魔除けになり、一年をより良く過ごすことができると信じられています。
小さな子どもたちは怖い顔をした獅子が近づくと、泣き出してしまいますが、それを見て周りの大人たちは大笑いです。ほほえましい光景でした。
冬の殺風景な庭に、「万両」の赤い実がひときわ印象的です。近くで見ると、まるでサクランボのようです。
そして、やはりこの時期に欠かせないのが「千両」です。正月に玄関に飾る花の中に
入っていました。
今年もあとわずかで終わります。この一年を、まあまあ無事に過ごすことが出来ました・・。感謝!
「万両(まんりょう)」
万両の花は7~8月頃に咲き、12月頃から冬にかけて実が赤くなる。 万両のなかには 実が白い種類もある。正月の縁起物に使われる。
<万両と千両の違い>
千両は葉の上の方に 実をつけるので鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実をつけるので 食べられにくく、その分、実がしっかり残る・・。また、万両の実は垂れ下がり、千両は上向きにつくので、万両の実は重く千両の実は軽い、との発想からこの名になった、ともいわれる。(http://www.hana300.com/manryo.html)