パークプレーン試作機、予備のプロペラで2回目のテストを行いました。
その結果、次の事がわかりました。
①滑走離陸時には、真っすぐ進まず右に曲がる傾向がある。(前回と同じ)
②強引にラダーを左に打ちながら滑走離陸テストを行うと、直進するが滑走距離が長く、やっと少し浮き上がる。
①はともかく、②から推力不足である事がわかりました。
機体に搭載しているモーターは、CT2211-2200(KV値2200)です。
このモーターで使用するプロペラの特性は、次の通りです。
プロペラ 電圧 電流 回転数 計算静止推力
GWS EP5030 7.4V 4.41A 14300 173g
GWS EP5043 7.4V 5.89A 13290 191g (現在)
GWS EP6030 7.4V 6.54A 12900 255g (対策予定)
電源は、安定化電源使用 (7.4V)~メーカーのデータより~
現在使用しているプロペラは、EP5043で静止推力が191gです。これを少し大き目のプロペラEP6030にすると静止推力は255gとなるため、こちらの方が大きな推力が得られそうです。
プロペラの性能としてまず、離陸距離が短い=静止推力が大きいという事なので、静止推力を増せば、②の問題は解決出来るかも知れません。
メーカーのデータに基づき、プロペラをEP6030に交換してテストしようと思います。
P.S.
また、①の右に曲がる傾向についてですが、小型軽量プレーンで使用するメインギアは、それほど頑丈なものではないので、着陸時にプロペラを保護する位の役目だと考えた方が良いかもしれません。となると推力を上げて、短距離で離陸出来るようにしてやれば、この問題もなくなるかも知れません。
今日の花
青い色のハナニラは前からありましたが、白い花には今まで気がつきませんでした。