NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する源(九郎)義経が源頼朝に加勢するため、奥州から駆けつける途中、この地(川崎市麻生区古沢)で一夜を過ごしました。村人から歓待を受けた義経は謝意を表すため「小刀」を贈ったと言われています。(1180年)またその後、義経が奥州で自害した際には、この社(やしろ)に祭祀したのだそうです。このあたりは義経の従者であった豪族が住む村であったのだとか。この九郎明神社は以前一度訪れたことがありましたが、今回ドラマが始まったこともあり、あらためて行ってみました。
神社の周辺は今でもまだ少しのどかな風景が残り、梅がきれいに咲いていました。
道から山間部へ向かって細い道が延びていて、そこに入り口の矢印がありました。そこを少し進むと左側に神社の鳥居と社務所が見えてきました。
神社の由来が記されています。源九郎義経に加え、伊邪那岐命や菅原道真も祀られていました。
この古沢という場所は距離的にも鎌倉に近いのですが、義経の逸話が残っていることにあらためて驚きました。