SkyDreamの日記

果たして空を飛べるだろうか?

コロナとオリンピック

コロナ渦の中、オリンピックが開催されています。開催から1週間以上が過ぎ、日本は7月30日に歴代最多となる金メダル17個を獲得。特に井上康生監督率いる柔道では男女共金メダルラッシュが続き、数々の感動とドラマを見せてくれました。

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                         素根輝選手が柔道女子78キロ超級で金メダルを獲得

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こうした結果が出せた背景には監督である井上康生氏の卓越したリーダーシップと優れた人間性、高いコミュニケーション能力により、チームのメンバー全員の士気が上がり、その成果が現れたとの分析があります。惜しくも混合団体戦ではフランスに敗れ銀メダルでしたが、57年ぶりの自国開催五輪という重圧の中、史上最多の9個の金メダル(男子は5個)をもたらした井上康生監督(43)は、今大会を最後に全日本柔道連盟の内規で定めている最長任期の2期9年を終えて、退任するのだそうです。

一方で、政府のコロナ対策は十分とは言えず、緊急事態宣言の発動にもかかわらず、7月29日には全国で感染者が1万人を越え、さらに拡大しています。対策が後手後手となり、ワクチン供給も遅れが目立ち、首相が会見で語るメッセージにも国民は聞く耳を持たなくなっています。政治に対する信頼が損なわれ、その不信がコロナ拡大に拍車をかけているようにも感じます。今こそ国のトップのリーダーシップが問われる時期なのですが、そこに果して期待されるリーダーがいるのでしょうか?柔道での躍進やチームを支えるリーダーの存在、そしてチーム全体の連帯感を見ていると、日本の政治家にはもっとしっかりしてもらいたいとの思いが募ります。

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