今年もこの地区の小学校の校庭をお借りして恒例行事である「どんど焼き」が行なわれました。
点火前の様子。大小2個のどんど焼きの尖塔が校庭に並びます。
まず小さい方から点火。煙と炎が空に舞い上がります。
子供たちが書いた書き初めやだるま、正月のお飾りなども今年の無病息災を祈りつつ一緒に焼かれています。
大きな方にも点火され、炎と煙が渦を巻いて勢いよく空に立ち上りました。
消防車も校庭にに待機。
大勢の子供たちが細い竿の先に餅を付けて、残り火で焼きます。町会からは豚汁も振る舞われました。
大人たちも残り火でお餅を焼いたり、竹筒にお酒を入れて熱燗にします。お酒は竹の香がして、贅沢な味わいでした。
「どんど焼き」とは小正月(こしょうがつ=1月15日)の行事で、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、一箇所に積み上げて燃やすという、日本全国に伝わるお正月の火祭り行事です。神事から始まったのではありましょうが、現在では宗教的意味あいは少なくなっています。