今年初めてとなる「七福神巡り」は、東海七福神巡りに決定。JR品川駅からJR大森駅に至る旧東海道沿いには由緒ある社寺が多く、古くから七福神が祀られ多くの人々が参詣に訪れたそうです。
今でもこの沿道沿いは、かつての賑わいを感じさせる町並みと神社や仏閣が見事に調和して、味わいのある七福神巡りとなりました。
品川駅を起点とし、大森駅まで歩きで約2時間弱の行程です。
案内図
①品川神社(大黒天)
この神社には富士塚があります。富士山を模した小高い丘ですが、かつて信仰の山である富士山に行けない人たちが、ここに登りお参りをしたと言われています。
③一心寺(寿老人)
この寺は三十三観音札所でもあります。
途中、趣のある品川橋の脇を渡ります。
④荏原神社(恵比寿)
年始にあたりビジネスマンも七福神巡りです。
近所の可愛い保育園児たちも先生に連れられてお参りに来ていました。
小さい子供も親に連れられてお参りです。何を祈るのでしょうか。
境内にはもうロウバイの花が咲いていました。
次は6番目の諏訪神社。そこへ行く途中の商店街の一角には坂本龍馬像がありました。
近くの公園には砲台の跡が・・。このあたりの品川宿立会川には土佐藩の下屋敷があり、砲台を築いて黒船の再来襲に備えたのだそうです。その折り、坂本龍馬もその任についていたとか・・。若い龍馬は遠くの海に黒船を見たのでしょうか。
⑦磐井神社(弁財天)
無事すべてのお参りが終わり、終着点となるJR大森駅に向かいます。
最後は、一緒に行った仲間と駅に近い居酒屋で懇親会を行い、正月の話題や次の企画で盛り上がりました。
東海七福神巡り
品川は鎌倉、室町時代には江戸湾の重要な港として栄えてきました。徳川氏が江戸に入り慶長六年(1601年)に東海道五十三次を定め、品川は第一の宿場町となりました。沿道には由緒ある社寺が多く、古くから七福神が祀られ参詣も多く、昭和七年に品川が大東京に編入された記念として東海七福神初詣を定め、現在に至っています。(東海七福神会資料より)