14日に行なわれたテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン)男子シングルス決勝は、日本時間14日、22時から始まり5時間という長い激闘の末、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (7-5), 1-6, 7-6 (7-4), 4-6, 13-12 (7-3)のフルセットで破り、2年連続5度目の優勝を果たしました。
フルセットの末、激闘を制したのはジョコビッチ
それぞれ一歩も譲らず互角の戦いでした。何が勝敗を分けたのかと聞かれても、それはほんの僅かの差であるとしか言えないほど、両者の力は拮抗していました。二人共、完成度の高い正確なプレーをしましたが、ほんの僅かなミスの差が勝敗を分けたように見えました。
37歳のフェデラーは年齢的にもタフな試合でしたが、素晴らしいパフォーマンスでした。センターコートの観客もフェデラーが得点すると、より大きな歓声をあげていました。彼のプレーはとてもエレガントで忍耐強く、見ている者を魅了するものがありました。私は錦織と対戦したフェデラーを応援していたので、最後の最後に、タイブレークの末に負けてしまったのがとても残念でした。試合が終了したのは夜中の3時頃・・。素晴らしい試合でした。