岡山での法事の帰りに「岡山城」とその隣にある「後楽園」に行くことにしました。 お城に行くには岡山駅前にある停留場から路面電車を利用するのが便利です。東山線の電車に乗り「城下停留場」で下車します。城下までの乗車賃ははわずか100円!何十年かぶりに乗る路面電車はなかなか快適でした。
城下停留場
ここで下車し地下を通って前方に10分程歩くとお城に到着します。
岡山城を築いたのは宇喜多直家(なおいえ)の実子、秀家(ひでいえ)です。秀家は直家亡き後、秀吉から秀の字をもらい秀吉が天下を握ると備前・美作・備中など57万石を治める大大名となりました。城の周辺には豊かな清水をたたえる旭川と日本三大名園の1つ、後楽園があります。
このお城の元の天守閣は戦時中、空襲によりが焼失してしまったため、今の天守閣(コンクリート製)は昭和41年に再建されたものです。城の最上階(天守)からは北側に旭川を挟んで後楽園を眺めることが出来ます。
後楽園
月見橋を渡り終え、右折れしてさらに少し歩くと後楽園南門(烏城口)に到着します。
門を入るとさっそく鷺(さぎ)が数羽、道ばたや木の上にたたずんでいました。
人が近づいてもなぜか動ずることがありません。ゆっったりと構えていました。
この日は台風7号が九州北部を通過中で、南風が強く気温が高くじめじめした天気でした。春は桜、秋は紅葉の紅葉がきれいなこの庭園ですが、この時期にはあまり見るものがありませんでした。ただ、あちこちで「蓮の花」が見事な花を咲かせていました。
庭園はとても広く、藩主の静養の場、賓客接待の場でもあり、どこからでもお城が眺められるようになっています。
今回は時間があったので、岡山城と後楽園をゆっくり観て廻ることが出来て、少し観光気分を味わうことができました。