今回の七福神巡りは東京都多摩地域東部にある「調布七福神」に決定。参加メンバーは5名。京王 仙川駅に9時15分集合となりました。
昌翁寺(寿老人)
天台宗の寺院です。寿老人は本堂の中でしょうか。特別なお堂は見当たりません。
明照院(弁財天)
ここも天台宗の寺院。入り口はまるで城壁のようにそそり立つ壁に囲まれていました。
弁財天の祀られたお堂
美人の弁財天様なのだそうですが、残念ながらその姿を確認するこよが出来ませんでした。
ここからはつつじヶ丘駅まで歩き、そこからは電車で西調布駅迄行きます。
京王西調布駅
西光寺(大黒天)
やはり天台宗のお寺です。ここには門の脇に新撰組局長近藤勇の像がありました。
近藤勇は武蔵国多磨郡上石原村(現調布市)出身で京都で会津藩お預かり新撰組を結成、局長として洛中の治安の維持にあたりましたが、その後政府軍に捕捉され江戸板橋で刑死、時に僅か三十五歳波瀾万丈の生涯を閉じました。
大正寺(恵比寿)
真言宗寺院の大正寺は、三栄山と号し、大正4年に廣福山栄法寺と、紫雲山寶性寺、三栄山不動院の3ヶ寺が合併、三栄山大正寺として創建されたのだそうです。
街の中にありながらそこは閑静な佇まいで、緑も多く秋はさぞかし紅葉が美しいだろうと思われます。
常性寺(布袋尊)
真言宗常性寺は医王山長楽院と号し創建年代は不詳ですが、鎌倉時代に多摩川沿いに創建されたと伝えられています。
布袋様
お堂もなく、庭の一隅にぽつんと鎮座されていました。
本堂は改修中のようです。
祇園寺(福禄寿)
天台宗寺院の祇園寺は、虎柏山日光院と号し、深大寺を開創した満功上人が天平勝宝二年(750)に創建されたと伝えられています。
ここから最後の目的地の深大寺まではあとわずか。深大寺に近づくと名物の蕎麦屋があり、そこに立ち寄りました。皆がビールで乾杯した後、深大寺の「ざるそば」を頂きました。つるつるしてのどごしがよく美味しかったです。
東日本最古の国宝仏 釈迦如来像は白鳳文化の粋を集めて制作された傑作で釈迦堂の本尊として安置されています。
毘沙門天はこの釈迦堂に安置されているのだそうです。観ることは出来ませんでした。
深大寺天然温泉(湯守の湯)
最後はいつものように温泉に入って疲れをとります。
京王調布駅
温泉からの送迎バスで調布駅に到着。午後3時くらいでした。ここから帰途につきます。
暑い日でしたが、幸いにも雲が多くて今日もなんとか約10kmの行程を無事に巡ることができました。
調布七福神