『ゆきのした』の花は小さすぎて見過ごしてしまいそうですが、その花弁(はなびら)は白くなかなかきれいです。それにしてもこの花は不思議な形をしています。
5つある花弁の2つは大きいのですが、残りの3弁は小さくて淡紅色の赤い斑点があります。その姿はちょっと“はかなげ”。
雪ノ下(ゆきのした)
名前の由来は、雪のような白い花をかぶってその下に緑の葉を広げるから。白い舌状の花の形から「雪の舌」、それが転じて「雪の下」との説もある。開花時期は、 5/15 ~ 7/ 5頃。けがをしたらこの葉を火にあぶって患部に貼ると効き目がある。(昔からやけどなどの貼り薬(もんだ葉っぱ)、中耳炎やひきつけの薬(しぼり汁)として重宝された。)
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