築地市場(場内市場)が来年秋に豊洲に移転するというので、その前に
見に行くことにしました。
市場は朝が早いので、仕事のじゃまにならないように見学するのは9時半
過ぎと決め、それに合わせて現地に到着しました。
市場は国立ガン研究センター中央病院に面しています。
市場橋交差点前
場内はまだ仕事をする人が多くターレー(築地の荷物のせて走る乗り物)
と呼ばれる乗り物があちこち活発に動いていて、活気がありました。
愛称ターレー、正式名称はターレットトラック(英: Turret Truck)
この乗り物、スピードが速く小回りがきいて、なかなか優れ物です。
市場内部は広大で、いろいろな商店が軒を並べています。
この場内市場の中にも、「魚がし横丁」という海産物や寿司等のお店が
並んでいて、特に食べ物の店の前は朝からものすごい人だかりでした。
「魚がし横丁」
一方、築地の場外市場は場内市場の隣に位置しており、規模も大きく、
横丁というより1つの町になっています。海産物等の物販、飲食店が
幾筋も縦横に並んでいて、こちらも人でごった返していました。
場外市場の賑わい
この日は土曜日の朝でしたが、まるで年末のような賑わいです。
外国人がとても多く、中国などのアジア系や欧米系などの人達が
築地を楽しんでいました。
ごちゃごちゃした街並みに加え、おいしい寿司、海鮮丼、海鮮焼き、
串焼き等々のお店が軒を並べ、一大観光名所となっているようです。
この場外市場は豊洲には移転はせず、この場所で再開発され「築地
新市場」(仮称)として新しいビルに統合され、こちらも来年秋に
オープン予定だそうです。
その時、このごちゃごちゃした独特の雰囲気と魅力は無くなって
しまうのでしょうか?