朝ホテルをバスで出発し、最初に「川平(カビラ)湾」へ向かいます。
グラスボートで遊覧
この海の色は「川平ブルー」と言われています。その色は時間と共に変わる
そうです。
船底からはいろいろなサンゴや魚の群れを観察することが出来ました。
サンゴは実に260種も群生しているそうです。美しいサンゴの海でした。
突然雨が・・
川平から米原のヤエヤマヤシの原生林へ向かいます。
現地に着くなり、待っていたかのように大粒の雨が降り始めました。
高さ7mほどのヤエヤマヤシは八重山諸島だけに自生する珍種とのこと。
雨が激しくなったので早々にヤシ見学を終え、バスを降りた所にあるみやげもの店の
中で雨宿り。
しかし、次の見学地である「やいま村」に着くころには、雨もすっかり上がって
いました。
やいま村
名蔵湾に面した「やいま村」には八重山の古民家が移築されています。
また園内では、この地方独特の珍しい動植物に出会うことが出来ます。
カンムリワシやリスザルにもすぐそばで出会えました。
園内周辺にはマングローブも群生しています。
やいま村を後にし、近くの唐人墓にも寄っていきます。
唐人墓
異国の地に果てた不幸な人びとの霊魂を慰霊する墓です。琉球王府や
島民が人道的であったのがせめての救いです。
バンナ岳
石垣島が眺望できる小高い山。八重山巡りの最後は、ここで周りの景色を眺め
ることになりました。
手前に石垣市内と石垣港、海の中に竹富島が浮かんでいるのが見えます。
今回の旅もこれで全行程が終了。
亜熱帯で年中暖かいこの地には、独特の文化と美しい自然があり、
それを少しの間でしたが垣間見る事ができました。