最後に負けてしまったけれど、素晴らしい快挙でした。
全米オープンテニス最終日は日本時間9日、男子シングルス決勝が行われ、
第10シードの錦織圭(日清食品)は第14シードのマリン・チリッチ
(クロアチア)と対戦し、6-3、6-3、6-3のストレートで負け
ました。
過去の対戦成績は錦織の5勝2敗で、直近では4月のバルセロナ・オープン
で錦織がストレート勝ちしていたので、日本人であれば、錦織の勝ちを確信
した人は多いでしょう。
ライブを見る事が出来なかったので、当日午後にNHKで放送された決勝の
録画を見ることにしました。
スコアだけ見ると一方的な負けなのですが、録画を見ていると
なんとなく負けてしまったという感じです。
チリッチは、長身で高速なサーブで攻めて来ます。試合が進むにつれエース
が増えて来ました。一方錦織は、サーブ、レシーブも準決勝のような精度が
出ず、ミスが目立ちました。ちょっとした差が勝敗を分けたような感じが
しました。
錦織は24歳、チリッチは25歳、良きライバル同士。才能ある若き二人の
時代が来たように思いました・・。
小学生の頃、「テニスで世界一になる」と書いたその「夢」の実現は、もう
手の届くところ迄来ています。