パークプレーン試作機、飛ぶことが出来ました。
現在、機首部分についてはモーターからの配線等を軽い気泡緩衝材(気泡シート)で保護するようにし、キャノピーは重いのでやめにしました。またプロペラの固定もスピンナーから、より軽いプロペラセーバー(Oリング)方式にしました。
試作機 機首部分
プロペラはプロペラセーバーとOリングでモーター軸に固定されています。キャノピー(4g)とスピンナー(1-2g)をやめた事により、機体は5g程軽くなりました。
試作機のテストを進めて行くと、その都度いろいろ思いついたり学んだりする事が出て来て、勉強になります。
翼面荷重について
翼面荷重とは主翼の単位面積当たりの荷重のことで、数値が小さい程機体が浮きやすいということになります。
この飛行機を設計した時は、既存の飛行機の主翼形状や面積を参考にして適当に主翼の幅と長さを決めたのですが、翼面荷重の計算はしていませんでした。
なかなか飛ばなかったので、ひょっとするとこの数値がよくないのかと考えました・・。
そこで、改めて計算してみました。
1dm(デシ)=10cmなので、主翼面積=6dm(60cm)×1dm(10cm)
=6dm2となります。
全備重量を150gとすると、 翼面荷重(g/dm2)は、
全備重量/翼面積=150g/6dm2=25g/dm2となります。
初心者向きの機体であれば25g~35g/dm2位が適しているそうなので、計算上は合格範囲に入っています。主翼はそれなりの面積を確保していることが分かりました。
こんな感じでいろいろ考えたりしてみるのですが、どうも計算と実際にはずれがあるような気がします・・・。(考えてみれば、シミュレーションが現実とびったり一致することは、ほとんどないですね)
そう考えると、静止推力にしても翼面荷重にしてもあくまで目安に過ぎず、数字は相対的にとらえるべきなのでしょう・・。
今日の花(シラー:カンパニュラータ)
ヒヤシンス(ユリ科)主にヨーロッパ、中央アジア、アフリカの温帯に分布する球根植物でおよそ80種が知られています。これは今朝の様子。まだ雨にぬれています。
シラーと呼ばれるものはいくつかありますが、星型の花をたくさんつけるぺルビアナ(S.peruviana )と、ベル状の花を数輪咲かせるカンパニュラータ(新Hyacinthoides hispanica /旧 S campanulata)が一般的です。4月~5月に開花。
(http://garden-vision.net/flower/sagyo/scilla.html)