さて、飛行機の製作も終わりに近づいてきました。
㉙メカ搭載後全体像
メカの搭載はほぼ完了。機体全体を上から撮影しています。
㉚動作の確認と問題点修正
機体の動作確認を行いました。
・エルロン、エレベータの動作確認:OK
・モーター:回転動作には問題ないが、推進力(パワー)が不足
・重心位置(前後、左右):ほぼOK
対策
モーターの推力アップが必要となりました。対策としてモーターをKyosho AF400 BLS B/07/15からen Route en Power 2208-1300へ交換しました。
それに合わせて、ESC(アンプ)もKyosho Sky Victory BLS 10 ESCからCyclon PIROT 15(15A)へ変更しました。
ところが、この新しいモーターは、前のモーターよりシャフト径(主軸の太さ)が太い(3,17mm)ことがわかりました。そのため、とりあえずプロペラをそのシャフト径に合うAPC製に交換して、動作確認を実施しました。
その結果、新しいモーターには十分なパワーがあることがわかり、こちらを採用することにしました。
前のプロペラを使いたい
パワーは確保できました。しかしプロペラは、前のGWS(黄色のEP8060:10cm)の方が好みに合います。そのため、このプロペラを新しいモーターのシャフト径に合うように、ドリルを使って加工しました。さらにスピンナーも取り付け、すっきりした感じにしました。
㉛カウリングを取り付ける
モーター部分を囲むカウリングを取り付けました。手持ちのカウリングを少し加工し、フィルムでアクセントを付けています。また中央上部の操縦席あたりのフード(キャノピー)は、ペットボトルを切り出して、そのまま流用しました。
㉜祝機体完成!!
これで機体の製作が無事完了しました。お疲れ様!
設計図に基づいて、製作して来ましたが、最終的には次のようになりました。
【テクニカル・データ】
全長 550mm
全幅 750mm
全備重量 368g
モーター en Route en Power 2208-1300
プロペラ GWS EP8060(8×6)
受信機 4ch(1ch:エルロン、2ch:エレベータ、3ch:スロットル)
サーボ エルロン:Futaba S3103、エレベータ:Kyosho KS21
製作者 SkyDream
製作完了日 2013/11/01
製作完了日(2013.11.01)のデカールを張りつけました。
㉝製作後の感想
私はバルサで製作された小型電動飛行機が好きなのですが、市販のバルサ機は機体重量が、500gクラス以上のものがほとんどです。バルサ(木材)を使っているため、機体重量が重くなってしまうからです。一方で300gクラス以下ではスチレンボード(発泡スチロール)などの軽量素材を使わざるをえません。電動バルサ機をいかに軽量小型化するかが、私の模型飛行機の趣味の中の1つの命題なのです。
というわけで、今年の4月に、『自分の設計した小型電動飛行機を作ろう』と決心しました。目標は300gクラスのエルロン仕様バルサ飛行機の完成です。そして、さっそく見よう見まねで、手書きの設計図を作成しました。
その後、仕事が入ったため、途中で中断していましたが、夏が過ぎてまた時間の余裕が出来たので、再び飛行機の製作を始めました。記事にあるように、最初は、試行錯誤で、本当に完成するのかな?と本気で心配していました。しかし、全ては時が解決してくれました。進みは遅くマイペースでしたが、11月1日にはついに完成させることが出来ました。
今後、まずは、試験飛行に至る迄の足跡を追いかけていきたいと思います。